沖縄かりゆし養蜂

実りを支えるミツバチは大事なパートナーです。

ハウスの大きさと適正群数

ミツバチにうまく働いてもらうには、ハウスの面積やハウス内の花の量に見合った規模の巣箱(蜂群)を置くことが重要です。

ミツバチが多すぎると、群を維持、増殖するためのエサが不足し、ミツバチの減少の原因となります。ミツバチをたくさんハウス内に入れても受粉率が高まらないのはそのためです。

適正な蜂群数は、たとえばイチゴの場合、10aあたり1群(6000〜8000匹)と言われています。大型の連棟ハウスの場合には2群、3群と複数設置することもあります。

ナスの場合、設置する群数の目安は5〜10 aに1群とします。

ただし連棟のパイプハウスなど、天井が低くてナスの草丈が高い場合には、棟から棟へのミツバチの移動が妨げられることがありますので、ミツバチが移動できるスペースを工夫したり、群数を増やすなどの対応が必要となります。

スイカ・メロンの場合、通常、ハウス栽培では1株に1から2果を結実させるため、雌花が数輪咲いている期間が受粉期間となります。

なお、地域、作型、品種によって株当たりの着果数や着果部位も異なるので、利用期間もそれらの条件に合わせて調整する必要があります。設置する群数の目安は、10aのハウスで1群程度となります。

※一般社団法人日本養蜂協会HPより引用させて頂いてます。

※1a=100㎡、1ha=100a



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