沖縄かりゆし養蜂

実りを支えるミツバチは大事なパートナーです。

巣箱の置き場所

ハウス内での巣箱の置き場所とランドマーク

蜂巣箱の置き方や置く場所に関する留意点やミツバチの習性などをご紹介したいと思います。


「巣箱の置き場所としては、農作業に支障のないところとすることはもちろん、温度差が大きいところ、湿度の高いところを避け、環境変化の少ない場所を選ぶ。長時間直射日光が当たる所は温度が上がり過ぎてよくない。ハウス内の景色は単調で、どの方向を見ても似ていることから、台座を設ける、あるいは巣箱に色ガムテープなどでも目印を付けるなど、ハチから見えやすいようにする。学習能力が高く、帰巣時にランドマーク(目印)を視覚的に利用するミツバチでは、目印の設置も有効で、とくにナスなどのように草丈が高かったり、イチゴでも高設栽培のようにハウス内の見通しが悪いような場合は効果的である。巣箱の近くにランドマークを置く場合は、紛らわしい色(たとえば収穫用のプラスチックトレイが黄色の場合の黄色など)は避け、青などの目立つ色とする。橙色や赤は、ハチには色として識別できないので避ける。」※一般社団法人日本養蜂協会発行「養蜂技術指導手引書」より引用させて頂いてます。


上記で紹介された通り、ミツバチは高温度に弱いためハウス内外問わず日陰に設置してあげるのが良いです。日陰をつくってあげたり直射日光が当たらない様にしてあげると良いです。

日除け対策の例です。結露による水滴のボタ落ちから巣箱を守る効果もあります。※画像は一般社団法人日本養蜂協会HPより引用させて頂いてます。

ミツバチは白、黒、黄色の4色しか識別できないと言われいますので、ランドマーク(目印)は黄色が好ましいです。青か黄色のガムテープ又はビニールテープなどを直接巣箱に目印を付けるだけでなく、巣箱の周囲(例:ハウスのパイプ(骨組み)など)にも目印を付けるとより効果的です


皆様も巣箱を設置する際に、是非参考にしてみて下さい。



ホームに戻る